何があっても

 

 何があっても、どんな時でも、僕は彼女のことが好きなままでいる。

 今日は検査の結果があまり良くなかったらしい。

 少し元気のない彼女がいた。

 そんな時でも、僕は彼女のことが好きで、いつまでも待っていられる。

 僕が結婚を自分からしたいと思ったのは彼女だけだし、彼女以外と結婚することは、もうないだろう。もともと結婚願望がなかったのもあるが、もし何かがあったとしても、彼女以外と一緒になることはないと誓える。

 だから、いつまででも待つことができるよ。

 安心して、ゆっくり元気になってくれたら嬉しい。

 そんなに遠くない未来に、僕は彼女のそばにずっといることになる。

 そんなに焦らなくても、もう十分に待ったからね。少しくらい一緒にいるのが長引いたところで、好きな気持ちは変わらないよ。

 一緒になれるまでの時間をどう使っていこうかというのを考える。

 それまでに何ができるかなって。

 僕は、いつも言うように、二十四時間彼女のそばにいる生活が理想的だ。

 そのくらいに彼女のことが好きなのだ。

 だから、その理想をかなえるために、何ができるか考えている。

 いつもそばにいたいし、何があっても好きなままでいるよ。

 だから、そんなに落ち込むこともないんだよ。

 僕はずっとそばにいるからね。