折り鶴。

ひーくんが毎日私のために折り鶴を折ってくれていることを知った。
手芸屋さんでつなげるものを買って
これから一生毎日折り紙を4頭分にして4つずつ折ってくからって。
私の病気が治るようにって、元気でいられるようにって。

一生だよ?毎日だよ?

そんなすごいことをさ、

「お金かからない簡単なことだけど」

なんて言うの。

いつもそうだ。

日傘を買ってくれたの。

私は日の光に弱いから。

「晴れの日も相合い傘しよう」て。

「この傘、雨晴兼用だから、どっちでも相合い傘できるよ。」て。

そんなこと考えたこともなかったよ。

病気はいつだって辛いもんだと思ってたよ。

こんな楽しい前向きな向き合い方なんて、私、知らなかったよ。

私の体温を日記につけていてくれてること。

毎日私への日記を手書きで書いていてくれていること。

毎日お互いのしたいことをノートに書いて会った時に見せ合おうって言ってくれたこと。

全部現実にするからって。

(40個以上になったよ?笑)

会うまでの楽しみねって。

ひーくんはお金じゃ買えない物を、

私の1番欲しかったものを、

いつも私にくれるんだよ。

私を幸せにする天才なんだよ。

また入院が伸びて会える日も遠のいて落ち込んで
でもそんなひーくんがそばにいてくれたら、絶対元気になるに決まってるってまた前を向けたよ。
ひーくん、いつも本当に本当にありがとう。

大好きです。

 

           (なー。)