誰にお話したいですか?

今日は、少し興味深い漫画の記事を、見かけました。

『ミカコ72歳』という漫画で、私も漫画を買っていた、ワカコ酒新久千映さんの漫画だ。

スマホを初めて手にした、72 歳になるおばあさんのお話。

LINEのような連絡先に、亡くなったご主人の連絡先が出てきて、それ以来、彼女は、亡くなったご主人に、メッセージを送り続ける。

これは、決して切ないお話ではなく、ミカコさんが日々あったことを、誰にお話したいかということだ。天国のおじいさんから、返事がくるような、ロマンチックや奇跡の物語でもない。

ただ、ミカコさんは、ご主人に聞いてほしいのだ。今日あったことや、自分のことを。

女性は、誰かにお話することで、ストレスを発散するというお話を聞いたことがある。

そこには、解決策や意見などを、求めているわけでないという。ただただ、うんうんと聞いてほしいのだ。

でも、誰彼構わずでい良いのかというと、そうではないと思う。

他愛もないお話を、誰に聞いてほしいか。

それは、信頼して、大好きなパートナーへなのではないかと思う。

私は、誰彼構わず、じょう舌になる訳ではない。

どちらかといえば、大人しいと思われがちだ。

でも、彼氏には、私はよくお話する人だと思われていると思う。

私は、ささいなことでも彼氏とはお話したいのだ。きっと、大したことでないことでも、報告したいのだ。

彼氏は、私のどうしようもない些細なお話にも、そうだねって、いつも笑ってくれる。

それは、とても幸せな時間なのだ。

このお話は、コミュニケーションツールの新たな世界を見たようで、すごい世界観だなと思った。

コミュニケーションとは、キャッチボールだと言われているが、誰へ伝いたいかにだけ着目すれば、それは一方的であったとしても、ほのぼのとしたあたたかな世界なのだ。

こうして、ブログやTwitter、色々なコミュニケーションツールを使っていながらも、いつだって私は、彼氏に宛てている。

彼に伝えたいのだ。彼に見てほしいのだ。

それは、掲示板に書き込んでいた頃から、変わっていない。

とても素敵な漫画に出会えて、よかったと思った。

ひーくんと暮らし始めて、80日目。

今日は、こんなことがあったんだよ、ひーくん。

見ていてくれているだろうか。笑。

 

                なー。