【ネタバレ注意】エヴァに思う恋と愛情。
最近、エヴァの劇場版を見た。
私的には、破が好きです。
お料理は愛情だ。と、私は思う。
生きる時間に、限りのある母は、お料理を面倒だと思っていたようだが、
1ヶ月に1、2回ほど、父が家でごはんを食べる時は、父の好きなものが出た。
また、私たちが小さい頃は、父が家に帰ってきていたようで、色んなものを作っていたようだ。
母は、父を愛していた。
それは、私の目から見ても明らかだった。
裏切られようと、それは変わらなかった。
エヴァ破に、シンジのためにレイやアスカが、お料理を練習するシーンがある。
好きな人のために、出来ること。
好きな人に、喜んで欲しいと思う気持ち。
私は、ひーくんが喜んでくれるお料理が分からない。
それは、ひーくんが食に関しての考えが独特だから、言うなれば、レイよりも食にこだわりがないから。
昔は、本を読みながら食事をしていたそうだ。最近は、食べる順番や食べ方を楽しんでいるのだと言う。
美味しいと感じるらしいが、それは、さほど重要でないことらしい。
私も、最初は、何を気に入ってくれるだろうか、どんな味付けが好みだろうか、何が好きなんだろうかと、色々考えながら作っていたもんだ。今も、それは手探り状態である。
ただ、ひーくんは「なーちゃんと一緒に食べると美味しい。幸せだ。」と言ってくれる。
一人でごはんを食べることが、ずっと当たり前だった彼が、そう言って、私の作ったお料理を、いっぱい食べてくれる。ふたりで食べることに、少しでも幸せを感じてくれているのなら、それは、とてもとても嬉しいことだと思った。色んなものを作っていって、いつかお気に入りが出来ないかなと、淡い願望はあるものの、今は、少しでも美味しいと思ってもらうために試行錯誤しようと思う。
私は、お料理好きだと思われているだろうか。確かに、こんな私でも、お料理はよく褒められるし、色々お料理歴も長い。褒められたら嬉しいから、頑張ってきた分野のひとつだ。
お料理するのは楽しいし、嫌いじゃない。
だけど、きっと、これは愛情だ。
私ひとりなら、適当に済ませてしまいがちだろうから。
ひーくんへの愛情が、私を色々なお料理へ駆り立てるのだ。
ひーくんの喜んぶこと。平凡な日常の中に、ほんのりでも感じて欲しい、幸せを、私はどれだけ彼に感じてもらうことができるだろう。私は、それに全力なのだ。
さて、お話をエヴァに戻すと、劇場版は、私のだめだめな脳みそでは消化出来なかったのと、私の好み的には漫画の方だったのだが、シンジとゲンドウの親子関係を、何とかしようとしてくれているのは、良かったなと思う。
家族間での問題は、どの家族にもそれぞれあるだろう。
私にとって、家族は、遠い存在なのかもしれない。
親子が友達のように仲良く、愛情溢れる幸せな家庭。
それは、本当に存在するんだろうか。
親からの愛情。子供からの信頼。
無条件で愛されること。
甘えること。許されること。尊重。安心。
居場所。あたたかみ。
全ては憧れ。そんな家庭を、自分で作りたい。
沢山の無条件な愛情を、彼と彼との子供に注ぎたい。
そして、ひーくんをお父さんにしたい。
まあ、授かりものだから、コウノトリさん次第だけれど。笑。
なー。