無題。

魅力とは流れていくもの。

ずっとそこへ、留まることはない。

空気の流れみたいに、自然と漂い、そして流れていく。

例えば、どんなに魅力を感じるものであっても、新しい何かを見つけてしまう。

また、その魅力で魅了したものも、移り気にまた誰かを魅了するものだ。

どんなに囲って置きたくても、隙間から流れ出してしまう。

そういうものだと思っていた。

 

魅力的という言葉が好きだ。

それは、あなたがあの頃も、今も、私にそう言ってくれるから。

どこまでもあなたを魅了することが出来れば、あなたは私を永遠に忘れないでくれるだろうか。

誰かの1番で居続けることは、きっと思ったより難しい。

だけど、今も昔も望んでしまう。

永遠に変わらない。そんな愛を。

 

               な。