寝顔

 アンナチュラルというドラマを見た。

 僕は、それほどテレビに興味がないので、そこまで感想はないが、節々に記憶していることがあるらしい。

 今朝方、机で読書をしていた。

 彼女はスヤスヤ(という表現が正しいかはわからないが)と寝ていた。

 寝顔というのはなかなか面白い。

 いつもと違った表情をしているように見える。

 彼女の寝顔をじっと見ていると、とても可愛く見える。

 寝顔を愛しく感じるというのは良いというようなことを、アンナチュラルで誰かさんが言っていた(僕は女優さんや俳優さんの名前を記憶できない)。

 その通りだと思う。

 こうして一緒にいると色々な彼女を知っていく。

 それは楽しく、幸せなことだと思う。

 僕が起きて机に向かっていると、彼女は度々寝返りをうつ。

 ふむ、布団から落ちないようで安心だ、

 と思う。

 そんなことを考える自分に対しても興味深く、面白く感じる。

 同じ時間に寝て、同じ時間に起きるのも良いが、こうして彼女の寝ているところを見られる時間というのも、なかなかに良い。

 良いと感じるのも不思議なことなのかもしれない。

 人間的に見ると、コミュニケーションを取っているほうが社会的な幸福感を得られるようにも思える。

 でも、こうして会話なく、一方的に見ているのも、なかなかに良い。

 不思議なものだ。

 

 話しかけられて何を書こうとしていたのかわからなくなったので、ここで日記は終了。

 あまり体調が良くないみたいだから、ほどほどにお休みください。

 

 

ひ。